2002年、冬から初夏にかけて、神戸芸術工科大学で茅葺き実習を行いました。長年、冬の茅刈りを続けてきましたが学生自身が屋根に上る機会に恵まれたのは今回が初めてです。
「方丈」はかの有名な鴨長明が京都・日野山へ持ち運んだと言われる方丈庵です。芸工大の卒業生が実寸大の復元モデルを作り上げ、材料を残しておいてくれたものを、再び組み立て、茅葺き屋根使用にしました。
方丈は一間四方の切妻で、大きさもこじんまりしたものですがその屋根に載った茅は約100平米の茅場で刈り取ったまる2年分。茅葺き屋根は何トンの重さにもなるという話に少し実感が湧いてきました。

 

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