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0604 葺き上げ/狭くても葺き上げ

6月に入ったとたんに、空模様があやしくなって来ました。
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週末を目指してどんどん葺いて行きます。

材料もどんどん運ばれて来ます。
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干し草の山があったら、そりゃ登りたくなるね!

茅葺き屋根は雨水の流れる表面から少しずつ減って行き、年々薄くなって行きます。
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雨漏りする程薄くなっていた赤井家の屋根に接して、後年ガレージが建てられていました。

このまま新しい屋根を葺いたら、軒が隣りの建物にめり込んでしまいます。
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そこで、収まりを考えて屋根のかたちを変えたりもしたのですが、それでもこんなややこしいところも残ってしまいました。
丁稚サガラが苦労しながらカドをつけています。

美山茅葺き(株)から職人オーサキとマツキに丁稚コースケが。山城萱葺き屋根工事からウエノくんが応援に来てくれています。
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腕利きの若手が集まってくれて、体験会の準備が間に合いました。

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コメント (2)

Inoue:

この間の神戸新聞に載ってましたね。ヨシ葺きですか?
今西宮に住んでるので、また屋根見に行きます。

shiozawa:

Inoue さん、コメントありがとうございます。

今回の葺き材には、淀川水系のヨシと、神戸のススキを主に使っています。その中には市民参加で刈った茅も含まれます。
新しくなった屋根をぜひ見にいらしてください。

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2009年06月04日 21:29に投稿されたエントリーのページです。

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