月別アーカイブ: 2006年5月

0505 軒付けました

ようやく、巨大な軒を付け終わりました。

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「軒がついたら半分済んだようなもの」とは、気分の上での話ですが、今回は本当に工程的にもそんな感じになりました。
やれやれ。

今日は端午の節句で、お寺から粽をいただきました。
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父が信濃人なせいなのか、実家では子供の日といえば柏餅でしたが、京都の美山へ行ってからは、各家庭でつくられたちまきのお裾分けに預かる事も多くて、それが普通になりました。
ちなみに美山では粽と言えば米粉と白砂糖でつくり、笹の葉を開くと真っ白なそれがあらわれるのですが、鎌倉でよばれた粽は黒に近い濃緑で驚きました。こういうものなのかな?
sh@

0501 鳥の鎌倉

あいかわらず軒付けが終わらないので、屋根について書く事があまりありません。

前にも書きましたけれども、周りを尾根の森に囲まれている谷戸にあって、覚園寺はとても野鳥の多いところです。

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朝から チョットコイ と絶叫しているのはコジュケイ?
ツツピー・ツツピー・と鳴きながら忙しく飛び回るのはおなじみのシジュウカラ
キー・ヒー・ホー・ホイホイ・はサンコウチョウかな?確かに月日星、と聞こえなくもありません。
クグッ・ホー・ホー・を繰り返しているキジバトは、落ち葉を踏みしめながらすぐ足下までやってきます。
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頭上の木の枝でピルルルル・チュルルルル・と優しく鳴き交わすのはヤマガラのペア。
カエデの樹冠の中を、たくさんの花バチに混じって飛び回るメジロもペア。(カエデの地味な花がこんなに鳥や昆虫を集めるなんて、全然知りませんでした)
高いメタセコイアの梢にとまって、複雑なメロディーを長い長い間さえずっているのは何という鳥なのか、高すぎて姿はよく見えません。
林の奥から聞こえてくる ホ・ヒリヒリホー・ヒリヒリホー という不思議な声も、どんな鳥なのでしょう。

鳥の声に混じって、犬みたいな変な声を出しているのはタイワンリスでした。
ちょっと、声はプレーリードッグ似かも。
でも、カエルの声はアマガエルさえ全くしないのが不思議です。

そんな境内ののんびりした空気を掻き乱すのが、
頻繁に上空を通過する軍用機。
厚木に向かうのか、横田に向かうのか、
ジェット戦闘機、大型飛行艇、対潜哨戒機、早期警戒機、対戦車ヘリコプター、救難ヘリコプター・・・
陸海空取り揃えてにぎやかな事。

それに、世田谷飛行場から飛んでくるのか、たくさんのセスナ。
鎌倉の空がこんなにやかましいとは思ってもいませんでした。

しかし、米軍のジェット戦闘機も沖縄や三沢で肝をつぶされた、キーンという暴力的な金属音ではなくて、旅客機のような低い音をさせて、何となく「しずしず」という感じで飛んでいるのは、首都圏だと遠慮があるのか?単に空も込み合っていてとばせないのか?
sh@