2006年02月12日

●0212 カヤマル3

朝はいきなり雪に見舞われてどうなることかと思いましたが、「カヤマルの日は晴れる」というジンクスは崩れず。
マル3も事故も無く無事終了いたしました。

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これで、カヤマル’06のイベントは全て終了しましたが、茅葺き交流館と来園者の皆さんとの長いお付き合いは始まったばかりです。茅葺屋としても、今後も引き続いて茅葺きの背後に広がる豊かな文化を、共に体験し再興していくための企画を準備し続けます。末永くおつきあいの程を。
sh@

2006年02月07日

●カル(3)の収穫をマル(2)で確認

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あいな里山公園内で行ったカヤカル(3)。その時の収穫量を、マル(2)の最中に確かめたところ、35〆でした。
「〆(シメ)」とは、茅を扱う単位で、1.5mの縄でひとくくりの大きさ。地方によって呼び名もサイズも色々あるようですが、スタンダードと言えるのがこの「〆」と言ってよいでしょうか。 もっとも「〆」という字をあてるかどうかは、定かではありません。mo@

2006年01月30日

●カヤマル(2)の様子が

本日(1月30日)付けの朝日新聞社会面に掲載されました。
当日は、暖かい晴天が位置にち続き、参加者も職人さんも身体の動きが今までの中で一番良かったような気がします。一日で、茅を並べたり、タタキで叩き揃えたり、屋根裏で針受けを見学したりと、盛りだくさんでした。参加者の皆さんも充実した体験会に満足されていました。昼食は、いつもお世話になっている「あいな茶屋」による「シカ肉じゃが丼」と「野菜たっぷり粕汁」。毎回、美味しいお昼ご飯をありがとうございます。昼食時にカヤマル06のプログラムに連続参加されている方とお話していたところ、「今日の作業で、カヤ刈りの際の作業や手間の意味がよくわかりました。」という言葉が。うれしい限りです。

2006年01月29日

●0129 カヤマル2

カヤマルvol.2はいよいよ茅屋根の葺き作業に参加してもらいました。
茅を運んで、並べて、仮止めして、叩いて揃えて、縫って受けて、締めて、という一連の流れを体験してもらうことで、茅葺き屋根の仕組みを随分と理解頂けたのではないでしょうか。

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今回も事故なく終了し何よりでした。
大回転の活躍だった関係者の方々と、茅葺きに興味を持って参加して下さった全ての皆さんに感謝です。
残りはあと1回。次は仕上げ作業の予定です。
sh@

2006年01月22日

●チョンマゲーズ

カヤカル(3)も無事終わり、「カヤマル06」中、材料調達の屋外体験作業を締めくくった風景がこれ。
ニウと呼ぶ地方もあるそうです。刈り取った茅束をこうして円錐状に立てて、保管兼乾燥させるわけです。束の中に雨などがしみ込まないように、穂先の方をしっかりと結んでいるので、先端がチョンマゲのようにも見えます。これだけたくさんあると、動き出しそうな気配もしますね。茅葺交流館の工事現場の側には、今、この"ニウ"がたくさん立っています。皆さんも、ぜひ見に来て下さい。
高台にある現場から、今日はひときわキレイな夕陽が見えました。ご参加の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

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●0122 カヤカル3

カヤマル'06における茅刈りの最後に、あいな里山公園の中でも茅刈りを行いました。
茅刈りによって生まれる草原は、里山の生態系にとっても不可欠の要素です。里山公園に建てられる茅葺き民家が、民家の剥製の展示となってしまわず、文化としての茅葺きの継承、発展の場となるように、公園内にも良い茅場を育てていきましょう。

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皆さん、おつかれさまでした。
いつか、刈りとった後には茅場に火入れができるようになると、尚良いですね。
sh@

2006年01月21日

●あの茅束は今

カヤマル(1)で参加者の皆さんと天日干しにした、あの膨大な阿蘇の茅束は、今、こうなっています。もちろん、これはほんの一部です。

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明日は、カヤカル(3)。「カヤマル'06」中、最後の茅刈りです。現地は、雪が降りそうで、冷え込んでます。