0421 現場入り 鎌倉

奈良の宇陀のスミタさんのお手伝いで、覚園寺というお寺の本堂を葺き替えに、鎌倉へやって来ました。
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鎌倉に来てからなかなかネットに接続できなくて、実はこの日記も4/25に書いています。
MobilePointで接続するには事前に手続きが必要ということを知らなくて。色々な方に色々とご迷惑をおかけしました。すみません。そして、ありがとうございました。

スミタさんは文化庁による選定保存技術認定者として、現在のところ唯一人の茅葺き職人です。
もちろん、文化財行政へ協力できる度合いには人それぞれの事情があるでしょうから、単純にスミタさんが日本一の茅葺き職人として認定されているという話ではないのでしょうけれども、名人と呼ばれる方のお一人であり、僕などは及びもつかないキャリアをお持ちの方です。

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ま、ともかくやや遅れて現場へ合流しました。丁度、軒付けが終わったところ、の様に見えます。が、実はまだまだこれから軒を厚くしていきます。既に2尺の軒がついていますが・・・

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それにしても、鎌倉の暖かいことに驚かされました。さすが老舗避寒地。
神戸はまだ芽吹き時だったというのに、ここでは既に新緑が目に眩しくて。二週間は季節がスキップしましたね。なんだかちょっと損をした気分もします。
美山なんか桜が満開だったのに。
sh@

3 thoughts on “0421 現場入り 鎌倉

  1. ichide 投稿作成者

    すごいなあ。
    全国的に活動なさってるんですね。・・・
    本物だ。
    鎌倉の町の印象はどうですか?

  2. so1-suzu 投稿作成者

    神戸は寒いよー。残業あったら日中の服装じゃかないません。
     ところで、GWもそちらでお仕事?

  3. shiozawa 投稿作成者

    ichide!さん、コメントありがとうございます。
    基本的には関東の屋根は関東の屋根屋さんが葺かれるべきだと思うのですが、質の高い現場に呼んで頂いたチャンスを前にして、そんな理屈はロッカーに放り込んで鍵をかけておきます。
    それ以前に、仕事を選べるような立場ではありませんし。
    まだ一週間ですが、鎌倉の印象は馴染みの深い神戸の須磨と京都の北山を合わせたようで、とても落ち着きます。それでいて、関西とは明らかに異なる新鮮さもありますし。
    観光地で物価が高いのと夜が早いのが玉に傷ではありますが。

    so1-suzu、そんな街で僕は夏まで暮らします。多分。
    GWって何でしたっけ?この仕事に就いてからそんな行事には参加した事がありません(笑)
    楽しいところなので君が来たまえ。でも、GWはやめた方が良いと思うよ。

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