0715 鎌倉の路地

投稿日: カテゴリー: 茅葺き現場日誌@鎌倉覚園寺

暑くて、だめです。

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いや、仕事はしてますけれどね。
仕事しか出来ません。

あ、20日で例え竣工していなくても
鎌倉を離れることになりました。

まあ、スミタさんがその気になれば終わるでしょう。

振り返ってみれば鎌倉暮らしも4ヶ月。
正直離れるのは寂しいです。
(帰る先は本当に寂しい山奥だし)

鎌倉と言えば路地、なので
帰る前に撮りためた写真なぞ。
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0718 あらためて鎌倉の路地

投稿日: 6件のコメントカテゴリー: 茅葺き現場日誌@鎌倉覚園寺

梅雨のあいだ、湿っぽく蒸し暑い日が続きながらも雨らしい雨は降らなかった分を、ここに来て取り返すかのごとくに連日よく降られてしまいました。

あとわずかのところで滞っていますが、「明日降るかも」といいつつ休まず働いて来たので、疲れも溜まっていましたし、まあ仕方ないですよ。鎌倉の路地へ散歩にでも出かけます。

扇が谷、二階堂、雪ノ下・・・
緑の豊かな鎌倉の中でも、山の手は一本一本の木が見分けられる程近くに山が迫ります。
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蓋のされていない水路には落っこちそうですけれども、おかげで石組みをふんだんに使った街並と、ゆっくり走る自動車がもたらされています。

生け垣の向こうに顔を覗かせる、近代和風の木造2階家。
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由比ケ浜、長谷・・・
風に潮の香りが混じる浜手の町は、のんびり走る江の電の音と同じリズムが流れているようです。
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道の際や時に真ん中にすっくと立つ松の木が、景観に海辺の町らしいアクセントを加えています。
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稲村ケ崎、極楽寺・・・
海に迫る山の中に自然の地形に沿って建てられた家々が、照葉樹の森に埋もれるような町並をつくっています。
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波に乗れる程の砂浜が広がる海と、緑に覆われた山が手の届くところにあり、古い建物が住む道具としてあたりまえに使われ続けている、鎌倉は歩く程に楽しい気分にさせてくれる街でした。

0720 さようなら、鎌倉

投稿日: カテゴリー: 茅葺き現場日誌@鎌倉覚園寺

覚園寺の屋根は「ほぼ」竣工しました。
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最後に来て雨が続いたせいで、少し作業が残ってしまったのが心残りではありますが、後はスミタさん父子にお任せして帰る事になりました。

鎌倉には予想を超える長逗留となりましたが、その間たくさんのお店を訪ねて、たくさんの人達と出会うことができました。

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無線LANを解放されている事に甘えて、Daisy's Cafe にはiBookを下げて通わせて頂きました。こちらのJazzmineさんと出会えなかったら、ネット接続のためだけにマクドナルドに美味しくもないハンバーグを、何度も食べにいかなければならないところでした。
もっとも、Daisyに行けばパソコンを触っているより、犬を触ったりお店に集う人達と話をする方が楽しくて、ブログの更新は滞りがちでしたけれど。すみません。

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酔っぱらいたい時にとりあえずお世話になっていたRAM 。だけではなく、
ラ・ジュルネでもソンベカフェでも、GoateeやTipitinaでも、その他の色々な場所で、美味しい料理やお酒と共にたくさんの楽しい話が出来たおかげで、過酷な滞在環境や捗らない現場にもかかわらず、最高に良い印象を抱いて鎌倉から帰ることができます。
僕のやや片寄った「かやぶき話」を聞いて下さったみなさん、ありがとうございました!

今後はなるべく関西に腰を据えて行きたい想いも強いのですが、鎌倉に立ち寄りたいがために関東の仕事を増やしてしまいそうです。