2007年07月13日

●070713 手刻み

大工さんの刻み場では、砂木の家の部材の刻みが始まっています。
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プレカットではなく、ひとつひとつ、大工さんが手で刻んで加工されている様子は、思わず見とれてしまう職人の仕事です。

大まかなプランが決まってから、土地の造成やら何やら手間取ったせいで、実際に細かな寸法が決まるまで1年あまりが過ぎてしまいました。
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図らずしも部材には、充分すぎるほどの乾燥期間を与えられる事となりました。
刻み場にいつまでも積み上げておく事になって、大工さんたちにはご迷惑をおかけしてしまいましたが。

棟梁のサカイさんが墨をつけておられます。
三次元の収まりを頭の中で整理しながら、やり直しのきかない線をためらわずに引いて行く集中力。
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手前に積んである切り欠きの多い材は、神戸で解体された家の棟木だったのを、友人たちがわざわざ届けてくれたものです。
刻み直されて、砂木の家で再び使われます。