2007年07月15日

●「Category 茅葺屋の住まい」 UPしました

 

Category 「茅葺屋の住まい@砂木の家/新築記」をアップロードしました。

茅葺きが標本のような文化財だけではなく、生きた技術として今後も継続して行くためには、現代の社会に茅葺きという文化が必要とされるソフトのデザインと、現代の住宅としての使用に堪えるハードのデザインの双方が必要だと考えています。

sunagi 001334-2.jpg

ソフトのデザインとしては本ブログでも紹介させて頂いている、カヤマルカヤカル、カヤコヤなどで試みていますが、ハードのデザインとしてもこれからの時代の茅葺き民家の在り方として、「茅葺きの ふつうの 家」の設計に取り組んでいました。

そして、実際にコンセプトを検証するために、現在小さな茅葺きの家を自宅として建てています。
しかし、何しろ予算が少なく、それを補う行動力が僕にないこともあって、実は「家を建てる」と言い出してから既に5年以上が過ぎてしまっています。
そのような状態で進行におつきあいして頂くのも失礼かと思い、今までこのブログではご紹介して来ませんでしたが、ようやく棟上げの日取りも現実的になって来ましたので、まず、昨年夏までの前半分をアップロードさせて頂きました。

「茅葺屋の住まい」としてのコンセプトと2年前に遡る経過を是非ご覧下さい。また、ご意見など聞かせて頂ければ幸いです。
(ブログの設計上アーカイブを通してご覧頂くためには、バックキーを駆使して頂かなくてはなりませんが)