茅葺き現場日誌@美山/Ni邸

1211 葺き上げ/小春日和

季節が秋から冬へと移り変わるにつれて、霧の出る日も少なくなりつつあります。
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久し振りに濃い霧に包まれた朝でした。

霧が晴れると昼間は陽射しがたっぷり。
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暖かな日は作業も捗ります。

陽射しに誘われてか、畔にはタンポポが花を開いていました。
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在来種のカンサイタンポポは、街に咲くセイヨウタンポポに比べて、地味と言うか、おしとやかな印象です。

1211 葺き上げ/小春日和” への2件のフィードバック

  1. たんぽぽ・・たしかにそうですね。にほんたんぽぽは、花びらもぎゅうぎゅうづめではなく、茎や花の姿も細見で控え目・・やわらかな感じがします。

    屋根屋さん〜「おしとやか」ということばを久しぶりに耳にしました〜
    そういえば、「おしとやか」な人・・ちかごろあまりお目にかからないような気が・・・・
    きっとわたし自身が「おしとやか」から遠ざかっているからにちがいありません・・・

  2. とまとん さん、コメントありがとうございます。

    セイヨウタンポポの、元気一杯な感じもまた良いものですけれが、在来種のタンポポは茅葺き屋根のある風景に良く馴染むのではないでしょうか。

    ご自分のことを振り返ってみられる方は、おしとやかな心をお持ちなのだと思います。
    自分はまだまだですが・・・

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