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2008年10月16日

●0827 茅葺きに窓

北側の大間は軒まで刈って下りたので、続いて軒裏を刈り落とします。
P8253582.jpg
屋根の真ん中に開いている穴は、2階ロフトの天窓です。窓枠の取り付けなど作業が残っているので、足場を残しておきます。

北側の軒はロフトの地窓の庇を兼ねています。
P8253585.jpg
実験的に穿った窓ですが屋根の強度や採光、視界は考えて葺いていたつもりでした。が、仕上がってみるとやはりというか不都合も出て来たので、思い切って1尺ばかり切り上げてしまうことにします。
堆肥原料に利用されるとはいえもったいない話しではありますが・・・

奥まったところ、手間がかかりそうなところから先に仕上げて行くのは、どんな仕事にも共通する手順です。
P8273560.jpg
刈込む前と比べると、軒の形もかなり変わっています。
「前髪が重くてうっとうしい?じゃあ、ちょっと切って軽くしておきましょうか」と、いう感じ。

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コメント

『pen』見ましたよー。
エエかんじですね。笑
また出来上がったらお邪魔させてください!

COCA-Z さん、コメントありがとうございます。

Penの取材は、普段茅葺きに興味を持たれないような人たちの目に触れて、生態系の話し等にも触れてくれたので、嬉しいものになりました。

砂木の家のオープンハウスも、来春には今度こそ開催できると思います。現状はカヤカル'08@美山でも見学して頂く予定ですので、ご都合がよろしければぜひお越し下さい。

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