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2008年09月05日

●0905 杉の葉葺き

テッタイとして活躍してくれていたクボさんとヨネクラくんが、滋賀県の朽木でのフェス山水人にスタッフとして参加しているので訪ねて来ました。

由良川を遡って美山町の奥へ奥へと進んで行くと、芦生の森をかすめて佐々里峠に出ます。
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見事な針広混交樹林が広がりますが・・・灰色の木は昨年までに、赤い木は今年、ナラ枯れにやられてしまった木です。関西でも指折りの美しい森の、広葉樹の半分以上は枯れてしまっています。
ここまで酷いとは・・・

峠を下りるとそこは、京都市左京区。美山町は京都市とお隣りさんです。雪の無い季節限定ですけれども。
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ここ久多の里は知る人ぞ知る茅葺きの里です。休耕田が茅場としてきれいに手入れされていました。

山水人の会場に着いていみると、テッタイチームの2人は滞在+イベント用の竪穴住居を建てているところ。さっそく手伝います。
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用意してあった真竹で骨組みを組んで、さて屋根を葺こうとすると茅が足りません。
この場所で一番身近に手に入る茅材というと・・・周りは杉だらけの山ばかりなので、枝打ちして杉の葉で葺くことにします。

竪穴住居のようにカーブした面に下地の竹を取り付けるには、無理に水平にしようとすると割れたり緩んだりしてしまうので、面に沿って斜めに取り付けます。
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現場で試してみればすぐ判ることだと思うのですが、何故だかこのように復元されている古代住居をまだ見たことがありません。

1日手伝って作業するとこんな感じになりました。
P9053680.jpg
あとは、自分たちで頑張ってくださいね!

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コメント

こんばんわ、御無沙汰しております。

杉の葉葺きですか、、、さすがに皮ではいつも葺いていて馴染みのものですが、杉の葉に着眼するとは恐れ入りました。

が、屋内はあの独特の青臭い匂いが充満しませんかね?

と、さきほどPenの方を拝見させていただきました。写真を見て、嫁さんが‘茅葺きいいよねぇ、、、住みたいねぇ、、’と。えらく感動なされておりました。

美山に行った際には是非お邪魔させて下さい。 
暑い、暑いと言っていたのが、もう冬の気配です。お体に気をつけて。

                   イデソワカ

ソワカ さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

山形でのご活躍拝見いたしました。いつもながらの行動力には感服いたします。

美山では入母屋の、風破(煙出し)の下の葺き納めに杉の葉を使うこともあるので、材料としては馴染みのあるものでした。冬だと3ヶ月くらいは青々しているので、真新しい茅葺き屋根にアクセントに映えて、なかなかきれいです。
もちろん屋根に葺くことはありませんでしたが、最近「何でも茅屋根に葺けるし」という気分になっています。今回は暑い季節に伐ったので、すぐに茶色く枯れて匂いもあまりしなかったのではないでしょうか。

Penの記事を見て頂きありがとうございました。茅葺屋のコンセプトをかなり汲んでまとめて頂けたので、我々としても受けて楽しい取材となりました。美山にお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

山では時雨れる季節となりました。お互い体が資本ですから、健康と安全に気をつけて行きましょう。

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