0205 Welcome back

さて、「あいな亭」は竣工しましたが、藍那での屋根葺きはまだ終わっていはいません。
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ストロウベイルハウスの屋根がまだ途中だったのを忘れてはいませんよね?

暫く放っておかれた屋根を手直しして破風板を取り付け、のべ茅を入れて葺き上げ再開に備えます。
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こちらはすっかり足場が解体されて全景が現れたあいな亭。
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神戸市内でも有数の規模の大きな茅葺き民家だったこの家。解体される前にも何度も通いましたが、こうして見ると随分と雰囲気が変わりました。
屋根はオリジナルに忠実に葺いたつもりでしたが・・・建物は建っている場所にも、長い時間や人々の想いの込められた必然がありますから、古材を用いても移築すればその歴史を引き継ぐことは難しいのかもしれません。
もちろん解体されてしまうことを思えば、ここ藍那の里山公園で新たな歴史を刻みはじめたことは、とても喜ばしいことですけれども。