0515 古屋根解体

昨春、古民家族の面々とともに茅屋根の葺き替えに着手した、六甲山中、船坂集落の旧坂口家に今年は暖かくなってからやって来ました。
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前回は土と化していた山側の屋根を葺き直しましたが、表側も傷みの酷い後補の瓦葺きの庇を解体した後は、ご覧のようにベニヤ板で凌いでいるような状況です。

まずは、前日から用意していた足場を仕上げます。
表側は公道に面しているので、敷地からはみ出さないように。
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丸太足場を組む機会も貴重な昨今、シノと番線の使い方を教わりながら。

足場が用意できたら、古屋根をめくります。
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上から下へと、再利用できる茅と、肥料にして土に還す茅を仕分けながらめくって行きます。

丁寧にめくることで、葺き方の勉強になります、が・・・どう?
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道路にこぼれた茅くずは、こまめに掃除。大事ですね。

掃除した茅くずと、再利用できない茅は、裏の畑に運んで土に還します。
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濡れると重くて運べなくなりますが、お天気で何より。